超降神術のコラム〈第2回〉超降神術神職のお仕事
神とつながり、高次元からのメッセージとパワーを送る。このような霊能者は、日本では古来より存在します。彼らは選ばれた地域の「長」であったり、国の発展のために必要とされてきました。神職の中で最もポピュラーなのは各地の神社にいる神主さんでしょう。お正月や祀りごとなどで見かけることも多く、馴染みがありますね。また、カリスマ的な神職としては、陰陽師があげられます。アニメや映画の題材となるなど、そのスタイルには皆を魅了する要素があります。陰陽師は、もともと古代日本では公務員のような立場にありました。天気を記録したり、暦をつくったり、地相を占ったりと、国の発展のために活躍したのです。その後、占いや祭祀をつかさどるようになり、現在多くの人が持つ呪術的イメージが確立されたのです。
また、神との交信を務める職は、地域によってさまざまな呼び名や形態が生まれました。神を憑依させたり、神と交信をすることで霊視や透視、予知などを行うかんなぎという職があります。これに似た職では、沖縄などの琉球信仰の地で地域の祭祀を取り仕切る女司祭、ノロ。沖縄に伝わる民間の霊媒師、ユタ。東北地方では故人の霊を憑依させるイタコ。と、各地でその存在は根付いているのです。アフリカなどにも、心霊や精霊を憑依させるシャーマンという治療師がいますから、神の力を利用して悪を祓い利益を得るということは、世界共通なのでしょう。
超降神術に属する霊能者たちは、神道や陰陽道の学を積んだ者のほか、生まれつき神の依り代に命じられた者であったり、血縁上、特定の神と密接な関係にある者たちです。これらの霊能力を借りれば、貴女の人生にも、奇跡が舞い込むはずです。