超降神術のコラム〈第3回〉超降神術かんなぎの役割
前回の本コーナーでかんなぎについてふれたところ、「もっと詳しく知りたい!」というご要望が多数寄せられました。そこで、今回はかんなぎの歴史や役割について、詳しく紹介したいと思います。
かんなぎは「神なぎ」「神凪」「巫」などと表し、「巫」と表記する場合は「ふ」とも呼びます。語源は「神招ぎ(かみまねぎ)」ともいわれていますが、はっきりとはわかっていません。
自分の身に神を降ろして、神の言葉を伝えるのが役割で、古代日本においてかんなぎが告げる神託は国の方向性を決定するほど大きな影響力を持っていました。
かんなぎの多くは女性であり、巫女(みこ)(ふじょ)とも呼ばれます。前回もふれましたが、青森県ではいたこ、沖縄県ではノロなど、地方によって呼称が決まっているところも。
一般に、かんなぎには神や霊などと交流する霊能力があり、祈祷などの手段で意識を特殊な状態に持っていくことで神や霊の言葉を一般人に伝える霊能力があるとされています。
しかし、神託を授けていた一部のかんなぎには、これとは別の特殊な能力があったという説が、最近の研究により明らかにされてきました。それは情報収集力と政治的視野に立った決断力。様々な情報を集めて、国政を考え、神の神託として告げることで国を動かしていたというわけです。
例えば、邪馬台国の女王、卑弥呼はかんなぎであったという説も。その他、大和政権ではかんなぎが政治に参加していたと考えられています。
現代でも政治家が占い師を頼っているという噂はよく聞かれます。降神術やイタコ霊術など、超常的な霊能力を持つ者は、昔も今も政治と縁の深い関係があるわけです。私ども電話占いミーティアのお客様にも政界の方は少なくありません。
私どもはかんなぎと同じ霊能力で、様々な問題に対する答えを導きます。どうぞ、ご相談ください。