霊能者と未来霊能者が見た「未来」

霊能者から見た未来

未来というものは、過去や現在に比べて、とても不安定な状態にあります。一瞬一瞬の選択が運命を左右する分かれ道となるため、本当は“未来は無数にある”といったほうがいいでしょう。霊能者には複数の未来が見えていますが、もっとも辿る確率の高い未来が特にハッキリ見えるといいます。

そのままにしておけば未来の方向性は概ね変わりませんが、霊能者が助言することで、未来がかなり変わることもあります。例えば、霊能者からの「●月は交通事故の暗示がありますので、注意してください」の一言。事故を意識することになるため、大惨事になるところが小さな事故で済んだり、回避できたりするのです。

ところで、霊能者に見えている未来ですが、ある霊能者は「過去や現在に比べると、未来予知した際の光景はやや白っぽく見える」と言い、別の霊能者は「ご相談者の未来の心情が、未来予知する際の映像に色をのせてくる。たとえば、幸せな恋愛をしているのなら“桜色”」などと言います。また別のある霊能者は、「未来予知は、未来の映像を見るというよりも、自分が未来に行って見聞きしてく感覚に近い」と言います。このように同じ“未来予知”であっても、その見え方・感じ方は霊能者によって様々なのです。

複数の未来を一瞬で見通すだけでなく、その未来を選択した場合にこの先どのような因縁が生じることになるのかまで、わかる霊能者もいます。

未来予知から導き出される真実

未来予知をしているうちに、真実が次々導き出されてくることがあります。

ある妊娠している女性から依頼された未来予知は、「私達家族の将来を見てほしい」。女性からは不安げなオーラが漂っており、予知で見えた赤ちゃんには、ご主人とは違う男性との強い絆が色濃く感じられました。ご主人との間にできたお子さんではないことがわかりましたが、お申し出がなかったため、特に申し上げることはしませんでした。

1年先、3年先、5年先、10年先……。それぞれの未来で見えたことをお伝えしていきましたが、いずれもとても幸せそうな未来ばかり。ご主人とお子様の仲はとりわけ良くて、このお二人は前世で兄弟だったことがわかりました。

そのこともお伝えすると、「幸せな未来なんですね」と女性は安心され、何度もお礼を言われて電話をお切りになりました。

実は鑑定の際にご主人を霊視し、「赤ちゃんが自分の子供ではないことをご主人は知っている」とわかったのですが、そのこともあえて申し上さずにおきました。ご主人の霊波動は奥様への愛に溢れていて、自分とは血のつながりはなくとも奥様の授かった子供を丸ごと愛する覚悟があるとわかったのです。

このことを告げれば、良心の呵責に耐えられなくなった奥様は家を出ることになり、幸せな未来が一瞬で変わることになります。悪い方向へ運命が方向転換するような余計な情報はお伝えしない……。黙することでご相談者の幸せを守ることも、霊能者の役目なのです。

未来予知からわかる前世因縁

未来予知を行うことによって、それまでわからなかった真実や、明らかになっていなかった前世が導き出されることもあります。

たとえば、あるご婦人が未来予知を依頼してきたとしましょう。ご主人との間にこの先、前世からの因縁のある人物が赤ちゃんとなって生まれてくることがわかったとします。その赤ちゃんを詳しく霊視すると、この女性の前世の恋人だったことがわかりました。この男性は、現世でご主人となっている男性から女性を奪われたのです。

因果は巡ります。こういった場合、この赤ちゃんは必ず前世の仕返しをして因縁を解消しようとします。前世での出来事は魂に刻まれているため、この赤ちゃんは成長するに従い、父親と激しく対立するようになるでしょう。これを避けるためには、過去世供養をするしか方法がありません。しかし、解消すべき因縁に早い段階で気づけたのは幸いです。

過去世因縁から見えてくる未来

因縁は現世で生じる場合も、もちろんあります。しかし重い因縁であればあるほど、前世やそれ以外の過去世から引きずっている場合がほとんどです。

成人する頃になってはじめて、ずっと封印されてきた因縁が「待ってました」とばかりに顔を出してくることもあります。こういった因縁は大抵、恋愛や仕事に絡んでいます。

Aさんというある男性のケースでお話ししましょう。Aさんはある企業へ転職したのですが、入社した先の上司Bさんからひどい扱いを受けているとご相談してきました。霊視して因縁を探ってみると、Bさんは過去世において貴族だったAさんが苛め抜いた使用人でした。Bさんは、Aさんの顔を見ているだけで何だかイライラしてきます。でも本人にはその理由はわかりません。でも、Bさんは自分が過去世でされたようなことを、Aさんに対してするようになるのです。

Bさんの魂には、過去世から続くAさんへの恨みの念が深く刻まれていますから、未来予知でわかったのは、ますますエスカレートするAさんへの嫌がらせ。Aさんは希望を持って転職してきましたが、上司からの嫌がらせに耐えきれず、とうとう会社を辞めてしまう……。そんな未来が見えました。このような場合は、過去世供養や霊能術によって、未来の筋道を変更しております。

未来予知後の幸福への道筋

複数の未来の中からどの未来を選択するかによっても、その後の人生は大きく道筋を変えることになります。

たとえばある女性は、2人の男性から交際を申し込まれました。男性Aと男性Bの二人のどちらを選ぶか迷い、電話占いミーティアにお電話くださったのです。このような場合に大抵の霊能者は、Aさんを選んだ場合の未来、Bさんを選んだ場合の未来……の両方の未来を見ています。

「Aさんを選んだ場合は一男一女に恵まれ、8年後にはマイホームを建てています。家族仲はとても良いのですが、経済的には厳しいようです」

「Bさんを選んだ場合は都心のマンションに住み、豊かな人生が送れます。ご主人は生涯大事にしてくれますが、姑問題で長い間苦しみます」

霊能者から未来を聞いた女性は「姑問題で苦しむのも、経済的なことで苦しむのも嫌だ」と迷います。しかしそんな時こそ、私達霊能者の出番です。霊能力で女性のお気持ちの比重がAとBのどちらの男性にあるのかをまず探り、その男性との未来を操作するのです。未来において、経済的な悩みや姑問題が発生しないようにするなんてことは、おそらく霊能力でなければ無理でしょう。電話占いミーティアの霊能者であれば、最高にして最善の未来をご提案できるのです。