透視霊術のコラム〈第4回〉透視霊術前世からの因縁
私ども霊能者が透視をする際、前世を視ることがあります。というのも、前世の行いが現世にまで影響を及ぼしている例が少なくないからです。前世が原因で現世に問題が起きている場合、いくら現世のその人自身に祈願をしても、波動を送っても、問題は解決しません。前世を供養したり、前世からの因縁を知って現世に活かしたりなどの工夫が必要です。前世占いが人気ですが、前世を視るのは占いというレベルには収まりません。もっと奥深い、その人の魂の根幹に関わるものです。また、精神医学の分野でも「前世療法」という治療法が確立されています。これはアメリカの精神科医であるブライアン.L.ワイス博士によって催眠療法中に発見され、『前世療法』という著作で広く知られるようになりました。退行催眠療法により出産以前まで記憶を遡らせることで、現在抱えている精神的な病気の治療に役立つとされています。
私の霊能力鑑定で、前世に問題があったケースをお話ししましょう。つきあう恋人を次々他の女性――しかも自分の親しい女性ばかりに奪われるというA子さん。現在の彼女を透視しても、邪悪な霊はついていません。そこで、前世を霊視してみると、彼女は中世のフランスの貴族の家に生まれた三人姉妹の末っ子であることがわかりました。そして、一番上の姉の婚約者を奪って結婚し、結婚後は二番目の姉の夫と不倫関係にあったのです。前世のその因果応報のため、A子さんは現世で身近な女性に恋人を奪われる羽目となったのです。私は前世を供養し、現世との因縁を断ち切りました。以来、A子さんは恋人を奪われることなく、無事に結婚して幸せに暮らしていると報告してくれました。
不運が重なるとき、霊のせいではないかと疑う人も多いのですが、もしかしたら貴女の前世に原因があるかもしれません。私ども電話占いミーティアの前世鑑定は「前世占い」というような遊びの類ではありません。ぜひ一度鑑定を受けてみてください。