透視霊術のコラム〈第5回〉透視霊術動物たちの予知能力
私たち霊能者の中には、予知能力を持つ者が大勢います。予知とは未来に起こる出来事を察知することですが、この能力を持つ動物たちがいると注目を集めています。昔から「ナマズが暴れると地震が起きる」といわれていますが、あれは単なる迷信ではなく、研究により実際にそうであることが報告されています。
また、日本を震撼させた1995年の阪神淡路大震災では、その数日前から動物たちの異常な行動が報告されています。例えば、猫がいつもとちがう場所でオシッコをしたり、いつもの場所では寝なかったり。お気に入りのおもちゃを壊した猫もいるそうです。
また、2003年の北海道・十勝沖地震でも同様の報告がなされています。
海外では、2004年インド洋スマトラ島沖で発生した地震の話が有名です。地震によって津波が起きた際、タイ南部にいた観光用の象が津波の押し寄せる前に近くの丘へ向けて疾走。背中に乗せていた観光客10人の命を救いました。客を乗せていなかった象もつながれていた鎖を引きちぎって走ったといいます。
当時、海岸には観光客が3800人ほどいましたが、皆逃げ遅れ、津波に飲み込まれてしまいました。
一方、スマトラ島沖地震に伴う津波の被害を受けたスリランカのヤラ国立公園では、野生動物の死骸が発見されず、関係者を驚かせたそうです。スリランカ最大の鳥獣保護区でこの国立公園には数百頭の象や豹が生息していました。ところが、そのときの津波で園内が洪水状態になったにも関わらず、動物たちの死骸が発見されていないのです。
政府の野生動物保護の担当官は「動物には天災を予知する能力があり、第六感で異変が起きるときを知るのだろう」とのコメントを寄せています。