超降神術のコラム〈第5回〉超降神術神社での正しい参拝法
「パワースポット」が注目を集めていますが、神様が鎮座する神社は何よりのパワースポット。何千年も前の、建物があまりない時代に風水師によって最もよい方位に建てられていることも理由のひとつといえるでしょう。
初詣以外でも、積極的に神社へ参拝に行っていただきたいのですが、注意しなければならないのが参拝法。きちんとした参拝の仕方を知らずにお参りしている方が意外と多いのです。
今回は正式な神社参拝法を紹介しましょう。
1. 神社の入り口
鳥居の手前で衣服を整え、軽く会釈してから境内に入ります。
2. 手水舎
先に手から洗います。必ず両手を洗うこと。次に口をすすぎます。柄杓に直接口をつけるのは厳禁。必ず手のひらに水を取って含んでください。
3. 参道
参道の中央は神様の通り道なので、右か左に寄って進みます。右寄りを歩くときは右足から、左寄りを歩くときは左足から歩き出します。
4. 神殿前
お賽銭箱の一歩手前で正面を向き、背筋を伸ばして立ちます。「お側に参りました」と心の中でつぶやき、約45度の角度で礼をしてからお賽銭を入れます。
5. 二拝二拍手一拝
鈴を三回鳴らし、約90度の角度で二回礼をします。次に胸の高さで両手を合わせてから、肩幅くらいまで両手を開いて二回手を叩きます。その後、両手の指をまた合わせます。
6. お参り
神様に心の中で自分の住所、名前を言ってから、お願い事を話します。終わったら手を下ろし、もう一度ゆっくりと約90度の角度の礼をします。
7. 締めくくり
最後に「お側を失礼します」と心の中でご挨拶し、軽く会釈をしてその場を去ります。
ちなみに、おみくじを引くのはお参りの後にするのが基本です。また、有名な神社巡りもいいですが、地元の氏神様にもきちんとご挨拶しておきましょう。