暮らしの中の浄化スポット〈第4回〉寝室
心身を清め、災厄を除けて幸運を呼び込めるようにしたい。そのためには必ずしも霊験あらたかな神社や寺院にいく必要はありません。身の回り……そう家の中にも浄化スポット・開運スポットがあるのです。このコーナーでは、その場所を有効に活用する方法について提案していきます。
第4回 寝室
人の魂が最も浄化される場所は寝室です。なぜなら、魂は寝ている間にこそ邪気がつきやすく、なおかつ落としやすいから。霊に遭遇する率が高いのは夜、寝ているときですね。よい霊に遭うのは浄化された寝室で寝ることで邪気が払われているからで、悪い霊に遭うのはけがれた寝室で寝ることで邪気がついているからです。
邪気を払い、魂が浄化できる寝室の条件は、第一に清潔であること。衣類が脱ぎ散らかされてあったり、シーツや枕カバーが汚れていると、魂が浄化されないばかりか、邪気がつきやすくなるので注意してください。
布団や枕はまめに干し、太陽の光に当てましょう。そうすることで、浄化パワーが高まります。ベッドで寝ている場合は、ベッド下のホコリにも要注意。時にはベッドを移動させて掃除機をかけ、水ぶきをしてください。
寝室を清潔にしたら、安眠するための環境をより整えていきましょう。水晶や翡翠、真珠など、邪気を払うパワーストーンを枕元に置くのがおすすめです。また、アイピローという目の上に乗せる小さな枕を使うのもいいでしょう。アイピロ―の重みが目の周りをやさしく刺激し、ハーブの香りによって眼精疲労や不眠にも効果があります。雑貨ショップなどでも売っていますが、手作りするといっそう浄化パワーが高まるので試してみてください。
アイピローの作り方
材料
- 布:約10×35cm
- フラックスシード:100g(ハーブショップで購入、なければ塩や米でもOK)
- ドライハーブのラベンダー:5~10g
- ラベンダーの精油:1~2滴
作り方
- 布を横半分に折り、縫いしろを1cm分と縦の部分を残して縫います。
- (1)を裏返して袋状にします。
- フラックスシード(もしくは塩か米)にドライハーブのラベンダーを混ぜ、ラベンダーの精油を振りかけたら布の中に入れます。
- 布の口を1.5cmほど内側に折り返し、端から5mmのところを縫います。
- 目の上にしばらく置きます。
このパワーストーンとアイピローなどで、幸運を手に入れた女性を紹介しましょう。
システムエンジニアのE子さんは就職を機に一人暮らしを始めましたが、同時に不眠と不運に悩んでいました。学生時代につきあっていた同級生の彼氏は就職先で新しい彼女を作ってしまい、あっさり失恋。E子さんは嫌味な上司の下で毎晩遅くまで残業し、新しい恋を見つける時間もありません。おまけに買い物中、バッグを置き引きされ、財布やカード類、定期、保険証などまでなくなってしまったのです。夜は疲れているのに眠れず、やっと寝付いても途中で目を覚ましてしまいます。金縛りにもたびたび遭うため、こわくなってミーティアにお電話くださいました。
E子さんの部屋を霊視してみると、寝室に問題があることはすぐわかりました。床へじかに布団を敷いているのですが、万年床で湿った布団。いつ洗ったかわからない、黒ずんだシーツと枕カバー。枕元には乱雑に積まれた衣類や雑誌の山……。
私は浄化パワーを送るとともに、E子さんへ寝室改造のアドバイスをしました。早速、実践してくれたE子さん。布団を毎週干し、シーツや枕カバーも毎週取り替え、水晶と翡翠、真珠を枕元に起き、アイピローを手作りしたといいます。
すると、ぐっすり安眠できるようになり、同時に嫌味な上司が退職、新しい上司が仕事配分を変えてくれたので、遅くまで残業しないで済むようになりました。空いた時間でヨガスクールに通い始めたところ、そこで知り合った男性に交際を申し込まれたというのです。
「寝室を変えただけで、こんなに運気が変わるなんてびっくりです!」と語るE子さんは、これからも浄化パワーに満ちた寝室づくりを続けてくれることでしょう。