暮らしの中の浄化スポット〈第5回〉トイレ
心身を清め、災厄を除けて幸運を呼び込めるようにしたい。そのためには必ずしも霊験あらたかな神社や寺院にいく必要はありません。身の回り……そう家の中にも浄化スポット・開運スポットがあるのです。このコーナーでは、その場所を有効に活用する方法について提案していきます。
第5回 トイレ
トイレはその昔「ご不浄」や「はばかり」などと呼ばれ、母屋とは別の場所に設置されていました。つまりはそれだけ不浄な場所だということ。家の中にトイレがある現代なら、尚更この場所をきれいにしておく必要があるのです。いくら玄関やリビングをきれいにしても、トイレが汚いと運気を下げてしまいます。特に健康面と金運にダメージが出やすいので注意してください。
便器はもちろん、床や水受けタンクなどまでしっかり磨きましょう。トイレマットやタオル、スリッパなどの小物類は、ラベンダー色がどの方位とも相性がよくおすすめです。あとは換気をまめに行うこと。マンションなどトイレに窓がない場合は、換気扇をつけっぱなしにして、トイレに邪気がこもらないようにしてください。さらに観葉植物や生花を飾ると、邪気を浄化してくれます。芳香剤はあまり人工的な香りのものは避け、自然な香りで消臭を。エッセンシャルオイルを水に入れてよく振った、アロマスプレーなどがよいでしょう。
その他の注意点を挙げると、便器のふたは使わないときには閉めておくこと。ふたを開けておくと湿気がこもるだけでなく、邪気がトイレに充満してしまいます。また、トイレマットは邪気を吸いやすいので、週に一度は洗濯するようにしてください。トイレのスリッパも同様に邪気がこもっています。このスリッパでトイレ以外の場所を歩くのは避けましょう。
トイレをきれいにして、邪気を浄化した女性の例を紹介しましょう。
広告代理店に勤めるIさんは、ずっと身体の不調に悩んでいました。胃腸が弱く、便秘と下痢を繰り返し、のども弱く、なかなか咳が止まりません。肩こりと腰痛がひどく、頭痛まで起きるほど。夜はよく寝つけない上、夜中に何度も目を覚ましてしまうのでした。
病院を受診し、検査を受けましたが、どこも異常なし。薬をもらっても、ほとんど効き目がありません。さらに、会社の業績悪化で賃金カット。ボーナスも出なくなってしまいました。その上、キャッチセールスにつかまって、魅入られたように高いエステ代のローンを組んでいたのです。先日はお財布の入ったブランドもののバッグを置き引きされてしまいました。
ここまで来て、自分の身によくないことが起きていると感じたIさん。ミーティアにお電話をくださいました。Iさんを霊視すると、周囲を邪気が取り囲み、体内まで蝕んでいるのが視えたのです。その原因をさらなる霊視で探っていくと、邪気にまみれたトイレが見つかりました。仕事が忙しく、なかなか家事にまで手が回らないIさんのお宅は、全体的に汚れていましたが、特にトイレはひどい有様でした。あちこちに汚れがこびりつき、マットやタオルもしばらく替えた様子がありません。窓がなく、換気扇も回さないため、邪気が淀んでいるのでした。
私はIさんにトイレを徹底的にきれいにし、換気をまめにし、香りや植物にも気を配り、それらを習慣づけるようアドバイスしました。そして、一カ月後、弾んだ声でIさんがお電話をくださったのです。「あんなに体調が悪かったのが嘘のように元気になりました。今はどこにも不調を感じません。それに知人の紹介で別の広告代理店に転職することになり、お給料がぐんと上がったんです。期待しないで買った宝くじも当たって、いいことづくめです!」
トイレを快適な空間にキープすることで、健康と金運を手に入れたIさん。貴女もぜひ、真似してみてください。