気の流れを意識した開運部屋
自宅の部屋はあなたにとって自分の巣。仕事をしている方も仕事が終われば家に帰り、くつろぎ、休息を取り、明日の英気を養います。そんな自宅の霊的状態はあなた自身の運気に大きな影響を及ぼします。自宅が霊的に良い状態であれば、あなたの内側にたくさんの良い気が流れ込み、自宅が霊的に淀んだ状態であれば、内側に悪い気が溜まっていきます。自宅を霊的に良い状態にする方法。それは「気の流れ」を意識することにあります。
気は滞れば淀むもの
まず大前提として、気とは絶えず流れ続けており、流れが滞ることで淀んでいくものです。空気と同じと考えて差し支えありません。換気を一切しない部屋にこもり続けていると、体調がどんどん悪くなっていきます。霊的にも同じことが言えます。空気と同じようにこの世界を漂う霊的エネルギーがあり、その霊的エネルギーの循環によって運気は保たれます。循環が滞ることで気はどんどん淀んでいき、気の淀みは運気の低下を招くのです。
気の巡りをよくすることであなたの生活はより一層安定します。一日の疲れを癒し、明日の幸運を掴み取る活力をくれる部屋作りを目指していきましょう。
開運部屋は気の循環が良い部屋
開運部屋を作るためには、まず霊的な意味で風通しの良い状態にする必要があります。多くの場合、霊的なものは玄関から入り、窓から抜けていくという流れがあります。風水ではよく玄関を清潔にすることが重要視されますが、これは気の流れを考えれば当然のことです。全ての物が入ってくる場所である玄関が汚かったり殺風景だったりしたら、良い気は踵を返してそのまま帰ってしまい、悪い気ばかりが入ってくるようになります。また窓を清潔に保つのも大変重要なことです。多くの人は「良い気が入り込んだらそれを留めておいたほうがいい」と思うかもしれません。しかしそれは間違いです。良い気が入り、抜けていくことで、また次の良い気を招き、良い流れが出来ていくのです。ですから、気の抜け道である窓を清潔に保つのは極めて大事です。
水回りは不浄の溜まりやすい場所
霊は水気を好む性質があります。キッチンの隅やバスルーム、トイレなどは不浄霊が住み着きやすい場所であると言えます。陰の気が強いのです。しかしキッチンやバスルームは生活に必要不可欠な場所でもあります。ですから、開運部屋を作るためには、そういった水回りの気の巡りをいかに良い状態に保つかが重要です。
気には「陰」と「陽」があります。ふたつは表裏一体であり、両者のバランスがほどよく取れている状態が最も幸運を呼び込みやすい状態です。ですから「陰の気が強い場所」というのは決して悪い場所ではありません。陽の気が強ければそれでいいというわけではないからです。大事なのは陰の気にもしっかりと流れを作ること。定期的に換気扇を回し、水垢や黴がこびりつかないよう水拭きをしましょう。トイレには良い匂いのする芳香剤を置いておくのも良いかもしれません。また、運気がいまいち上がらない部屋の特徴として、「排水溝に汚れが溜まっていること」が挙げられます。キッチンのシンクやお風呂の排水溝の蓋を開けてみると、ゴミや髪の毛がびっしり詰まっていることがあります。衛生面でよくないだけでなく、霊的にも淀んだ陰の気の溜まり場になりますので、排水溝のゴミや髪の毛は定期的に掃除するようにしましょう。
鏡と人物画の配置には注意!
鏡は気や霊体を跳ね返す効果があります。玄関の真正面に鏡を置いてしまうと、せっかく入ってきた良い気をそのまま反射させてしまうことになります。また合わせ鏡にも要注意です。合わせ鏡は霊の通り道である“霊道”を作る強力な効果があります。わざわざ鏡を合わせて配置する人はいないかもしれませんが、例えば「窓と鏡が向かい合っている」「ツルツルした金属ケースと鏡が向かい合っている」といった状態はありえることです。反射するもの同士が向かい合わないよう十分注意しましょう。
その他、人物画の配置にも注意を払ったほうが良いかもしれません。目が真正面を向いている絵、はっきり顔が写っている絵などは霊が宿りやすく、絵の中に霊が棲みついてしまう恐れがあります。部屋に貼るポスターは風景画などがお勧めです。また同じ原理で人形にも要注意です。霊体の宿りやすさで言えば人形は人物画の数倍~数十倍ほど強い性質を持ちます。どうしても人物画や人形を置きたいという場合は、先ほど申し上げました「玄関から入り窓から出ていく」という気の巡りを意識して下さい。廊下の突き当りや窓のそばに配置するとそこを通る霊が憑依しやすくなるので要注意です。