0120-8888-5012星座占いの信憑性について
テレビの朝番組や雑誌の片隅、ネットのポータルサイトなどでよく目にする12星座占い。日本で最もポピュラーな占いであり、愛読して運勢のゆくえを楽しんでいる方も少なくありません。一方「所詮占い」「信じる人はおかしい」といった強硬な態度の方も一定数いらっしゃいます。実際のところ、12星座占いは果たしてどれほど信憑性があるのでしょうか。今回は霊能者の視点から、12星座占いの信憑性についてお話させていただきます。
12星座占いは西洋占星術の一部
占星学的見地から申し上げますと12星座占いは「西洋占星術の一部」です。西洋占星術はもっと複雑な占術であり、生年月日を元にいくつものデータを導き出し、そのデータをホロスコープという図式にして、その図式から運命を読み解きます。
西洋占星術の結果は抽象的な意味を組み合わせて読解し導き出すものであり、数学に近い側面を持ちます。占星学は科学の基本形の一部であり、いにしえの世界で気象を予知し、世界を知るためのものでした。12星座占いはその西洋占星術の一部、太陽星座の結果だけを抽出してわかりやすくしたものです。
占星学は決して眉唾ものではない
占星学には古代人の叡智が詰まっています。もちろん人類の進歩と共にその叡智は更新され続けておりますので、現在の科学で否定されているものも多数あります。しかし、「まったくの眉唾物である」ということはできません。
占星学とは古代の科学。実際に天の軌道を運行する星の観測を元にして作られたものです。その一部である12星座占いにも摂理は反映されています。我々が現在も用いている時間の概念、日付の概念など、全て占星学を基にして作られたものです。古代から培われた叡智を軽んじるのは愚かなことです。
しかしながら占いの精度としてはやや信憑性に欠ける
ですが「占いとしての信憑性があるか」と申し上げますと、いささか肯定できません。12星座占いは本来の占星術の一部に過ぎません。それのみを抽出しても信憑性には疑問点があります。簡略化され過ぎているのです。土地と性格の関連性に置き換えてみるとわかりやすいかもしれません。「東京人はおしゃれ」「大阪人は話が面白い」といった話は確かに傾向として存在するかもしれません。
しかしそれは個人の性格を的中させるものではありません。東京の方でもおしゃれに興味がない方もいますし、大阪の方でも話が苦手な方もいます。ですが「あの親子は外見も性格もそっくりだ」という話になれば、ある程度の信憑性が出てきます。親子や血縁者には外見や性格の近似がある場合が多く、お互いが影響を及ぼし合っていることは事実だからです。それと同じことが12星座占いにも言えます。12星座占い単体では「東京人はおしゃれ」「大阪人は話が面白い」程度の精度に留まりますが、本物の西洋占星術にはそれなりの精度があります。
気持ち程度に受け止めるのが良いでしょう
12星座占いを読むのが楽しみ、運勢が気になる、という方も少なくないと思われます。しかしながら、霊能者の見地から申し上げますと、12星座占いは気持ち程度に受け止めておくほうが賢明です。もちろん、自分自身に当てはめてあっさりと楽しむ分にはまったく問題ありません。
しかし、他人に当てはめて性格を知った気になったり、相性を決めつけたりするのは決してお勧めできません。12星座に縛られ過ぎてしまい、相手の本当の中身や性格などを見誤ってしまう可能性があります。どうしても具体的な相性が気になるという方は、西洋占星術の専門的な鑑定を受けるか、運勢鑑定を得意とする霊能者に頼るかのどちらかをお勧めします。
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