霊感がない人でも神託を得る方法
神託とは、神のお告げのことです。神託を授かると、今まで悩んでいたこと、迷っていたことに対し、突然いいアイデアがひらめいたり、目の前に一筋の光明が差し込むような感覚を味わえます。通常、神託は巫女やシャーマンをはじめ、霊能力に精通した人を仲介役にして伝えられますが、ごくまれに、霊能力を持っていない人にも神託が下ることがあるのです。今回は、霊能力がない人でも神託を得る方法について、お話いたします。
夢の中で神託を得る
人生に行き詰っている時、人生におけるターニングポイントを迎えている時、人々の救いを求める声に呼応して、夢の中に神様が登場してくださることがあります。その姿は、必ずしも神様の姿ではなく、僧侶やあなたの大切な友人、家族、動物の姿など様々です。どのような姿をしていようと、あなたは「神様が夢に現れてくださった」と直感でわかることでしょう。この時に神様が発する言葉や行動には大切なメッセージが隠されています。直接的な言葉をいただくこともあれば、例えば以下のような行動をされる場合もあります。
●神様から物を渡される
神様がただ黙ってあなたに何かを渡してきた場合は、何をもらったか忘れないようにしてください。物にはそれぞれ意味があるので、目が覚めてからもらったものの意味を調べてみましょう。
●神様から怒られる
神様から怒られる意味は2つ考えられます。まずはあなた自身の考えが間違っていて、改める必要があること。そして2つ目はあなたを「もっとできる!」と叱咤激励していることです。
●神様と食事をする
夢の中で神様と食事をしていたら、今抱えている問題は自然と良い方向に向かっていくでしょう。これから多くの幸運が訪れることも暗示しているので、自信をもって進んでください。
オラクルカードを使う
夢の中で神様の出現を待つよりも、手軽に実践できる方法があります。それは「オラクルカード」を使うことです。古代から、オラクルカードは未来を予測したり、神託をもたらすための聖なる道具として使われてきました。カードには、聖人や女神、ユニコーンなどの美しいイラストとともに、メッセージが書かれています。天使のオラクルカードは「エンジェルカード」と呼ぶこともあります。 タロットカードとよく混同されますが、オラクルカードの特徴はカードそのものに直接的なメッセージが書かれていることです。タロットカードと違い、カードが持つ意味を覚えたり、結果をリーディングする必要がないので、誰でも気軽に占うことができます。
占いの手順も至極シンプル。まずは利き手と反対の手でカードの束を持ち、利き手でカードの束をコンコンとノックします。これでカードの浄化は完了です。あとは心を鎮めて、自分の聞きたいことをカードに聞くだけ。この時、なるべく具体的に、正直な気持ちで聞くとよいでしょう。引いたカードが、あなたの質問に対する回答です。
夢の中にせよ、オラクルカードを使った方法にせよ、大切なことはあなた自身が神託を活かすことです。受け取ったメッセージを肝に銘じ、自ら行動するように心がけましょう。